作:冬 寂 B6サイズ 1冊 ¥200-
『天の華・地の風』本編の後、残された人々のその後を、原作の設定に忠実に描きます。丞相の棺と共に成都に戻った姜維は、暗愚な皇帝や憔悴した朝薫を目の当たりにして、丞相を殺めてしまった事を悔やみ、丞相との淫夢に悩まされながら過ごします。丞相の病死に疑いを抱き、密かに真相を探る陳震。ラストシーンで姿を消した汝秀、司馬懿の許に預けられた梨郎。劉禅の治める蜀漢帝国のその後を、史実を踏まえて描いていきます。
第一部 終焉の地
第1巻「帰還」
第2巻「哭泣」
第3巻「疑念」
第4巻「殉死」
第5巻「管絃の宵」
第6巻「鬼神降臨」
第7巻「遠い雷鳴」
第8巻「漢中出陣」
第9巻「清き流れのほとりに」
第二部 駆けよ、果て無き道を
第10巻「水軍往かず」
第11巻「破戒」
第12巻「天上の鶯」
第13巻「牙を研ぐ虎」
第14巻「魏軍来襲」
第15巻「後継者たちの戦い」
第16巻「江東の黄昏」
第17巻「告白」
第18巻「混沌」
第19巻「闇夜」
第20巻「羌族蜂起」
第21巻「死者と生きる者」
第22巻「鷹、未だ老いず」
第23巻「永訣」
第24巻「鳳よ、鳳よ」
第25巻「禍を招く」
第26巻「夢の後先」
第27巻「嵐の予感」
第28巻「決戦再び」
第29巻「無明回廊」
第三部 誰そ彼と問うなかれ
第30巻「諸葛氏無残」
第31巻「前兆」
第32巻「子供の情景(前)」
第33巻「子供の情景(後)」
第34巻「青い鳥」
第35巻「幻に導かれて」
第36巻「熱気の中で」
第37巻「乱世に生き、乱世に死す」
第38巻「魏帝廃立」
第39巻「選択」
第40巻「渇望」
第41巻「生きるも死ぬも」
第42巻「軋轢」
第43巻「宿命を知る」
第44巻「幸福論」
第45巻「裏切り者は語る」
以下続刊